25年1月9日
それって、結局は自分の価値観や脳内方程式。
ついつい自分の価値観で子どもの行動を見て、いろいろ判断しがちだな〜というお話。
リトミックをしていると、全員の子が活動に参加して楽しんでいる状況ってのは結構少なくて、必ず1人や2人は違うことに興味を示していたり、活動に参加していなかったりします。
「楽しむ」=「笑顔で前向きに活動に参加してる状態」って、価値観としては普通にあるじゃないですか。だから、その価値観で参加していない子たちの行動を見ると、「楽しんでないんだな〜」と判断しがちです。
でも、意外とお家に帰ってその子が「すごく楽しかった!また行きたい!」とママに話していたり、リトミックで歌った歌をお家でも歌っていたりなど、「あれ?!楽しんでないと思っていたけど、実は楽しんでたんだ!!」という場合が結構あります(笑)
リトミックだけじゃなくて、例えばピアノの生徒ちゃんでも、あんまりお家で練習しないけど(笑)本人はピアノを弾くことが大好きだったり。「ピアノが好き=たくさん練習するはずだ!」という価値観でいると、練習してこないその態度をバチクソ怒りたくなりますが、
全員が全員そういう価値観・脳内方程式じゃないのかもな〜と思えば、「私の思い通りにさせなきゃ!」みたいな焦りや怒りは湧いてこないものです。
ほんと、私たち大人は自分の価値観や脳内方程式で子どもの行動を判断しがちだけど、相手は子どもといえど全く別の個体。その子なりの世界や価値観ってのがあるのでしょうね☺️
もちろん、生活経験が浅い分その価値観が一般常識的に間違っていることだってあると思います。なんでもかんでも「いいよ♪」とは受け止められない時もあるかも知れないけど、
自分の価値観をとっぱらって子ども達を見た時に、「あ!この子はこういう価値観なのかもしれない!」と新たな発見をした瞬間が、私はすごく楽しいし面白い♪ ほんと、子どもって面白いな〜☺️
※我が家の飼い猫たち。